みなさまこんにちは。
シマノスピニングリール純正のX-プロテクト仕様の一体型ラインローラー、出始めた頃と比べると、最近のモデルは改良されたのか部品の品質が上がってきたのか、事情は分かりませんが結構長持ちしますね。
もしかしたら、以前と比べて釣りに行く回数が激減したので、単に長持ちしてるだけかもしれませんが、すでに一回オーバーホールに出してしまった22ステラC3000XGを除いて、他番手のステラ4台、ヴァンキッシュ2台、ツインパワー1台、いずれも購入後一度も交換やメンテナンスをしていませんが、まだまだ使えそうです。
ただ、ヴァンキッシュC3000XGとツインパワーC2000Sの2台は、軽負荷時にちょっとシャラシャラした感じが出始めてきたので、そろそろメンテナンスか交換の時期かもしれません。
まあ、ステラもそうですが、特にC3000番サイズって、晩春から夏のシーバス釣りでよく使う番手で、しかも季節柄デイゲームも多く、小型シンキングミノーやバイブレーションプラグの速巻きとかも良くする時期なので、どうしても他の釣種、季節に比べてラインローラーの消耗が激しいのかもしれませんね。
純正ラインローラーを頻繁に買い替えるのがばかばかしい。
そんなラインローラー、昔は少しでも違和感が出てきたら躊躇することなく純正品を購入していましたが、物価高の昨今、少し雑音がするからと言って、4000円近くも払うのがもったいなく感じるようになってきました。
交換時に塗布が必要となる特殊撥水グリスも驚くほど少量で結構いい値段しますもんね。
調べてみるとやりようはあるみたいですが、基本的にベアリング部分は交換不可。
シールドタイプなので、洗浄とか注油して延命するのも至難の業です。
これって、まずベアリングがダメになってくるから、一体型でざらつきが出たらまるまる廃棄せねばならないのって、明らかにラインローラー資源の無駄使いでは?と思いますがどうなんでしょう。
なんだかちょっともったいない気がしますよね。
格安互換品ラインローラーは戦国時代?!
で、そろそろヴァンキッシュとツインパワーのローラーが交換時期なのでどうしようかなぁ~と思って探してみたところ、過去に以下の記事でご紹介したラインローラー以外にも、最近は結構お手頃な価格で各社から互換ラインローラーが発売されていますね。
一番最初に見かけたのは記事にあるとおり、ゴメクサスのチタン製のコレですが、送料税込1900円(Amazon)というお手頃さが魅力。
ゴメクサスはAmazonから販路を広げたメーカーのようですが、今や釣具店でも普通に取り扱ってますよね。
シマノの昔ながらのオープンタイプ、2ベアリングのラインローラーで、ベアリングの回転性能が落ちてきたら自分で好きにベアリング交換ができます。
そのライバル商品?格安互換スプールやハンドルで有名なHEIGHTENも、最近こんなのをリリースしていますね。
こちらはゴメクサスとはコンセプトの異なる一体型で、構造はともかくコンセプトはシマノ純正と同じですね。
ローラーはチタンですがベアリングは取り外し不可で、ベアリングのグレードにより3段階の価格設定がされています。
防水を謳っていますが、どうなんでしょう?
そしてもう一つが、以前、以下の記事で格安アルミリールスタンドをご紹介したFMATE WORKS製。
こちらはたまたま今セールのタイミングなのかもしれませんが、オーロラカラーの方はベアリングも調整用のシムも付属して送料税込1300円とかなりお手頃。
前2者と同じくチタン製ですが、商品説明を読むと加工精度が純正よりも良いのが自慢みたいなことを謳っています。ほんまかいな?
しかし、HEIGHTENとは異なり、こちらはゴメクサス同様オープンタイプで2ベアリング仕様。
なので、付属以外にも自分の好みのベアリングを使えます。
迷った挙句コレを買ってみました
私は車もリールも、基本的に純正仕様が好み。
BMW社かシマノ社が出しているパーツ以外はつけません。
まあ、作ってるところはその会社自身ではないのでしょうが、要はメーカー承認品以外はあまりつけたくない派なのです。
なので、ラインローラー選びも迷いましたが、シマノがコアプロテクトとかXプロテクトを始める前の世代のリールをメンテナンスするために、自宅にはそこそこベアリングが転がってます。
これを有効活用しない手はない、ということで、何となく加工精度がご自慢らしいFMATE WORKSのものを買ってみました。
好みはシルバーカラーですが、安かったのでオーロラタイプをポチリ。
その日のうちに届きました。
早速装着してみました
内容物はラインローラーと予備も含めてたくさん入った調整用シム、ベアリング2個といった感じ。
取付説明書はありませんので、感覚でやるしかありません。
この辺、10年以上前からのシマノユーザーなら皆さんお分かりだと思いますが、コアプロテクトローラー世代以降の方は、ちょっと取付手順に戸惑うかもしれませんね。
シムは3種類、それぞれ2セット入っていますが、おそらくその1セット分3個を使えば、ドライバーで締め付けてちょうどいいクリアランスと回転の塩梅が得られるようになっていると思います。
個体差でその通りにならない場合もあるかもしれませんが、その場合は使うシムの厚みや枚数を変えて微調整ですね。
とりあえずツインパワーC2000Sに装着してみました。
オーロラカラーは正直自分の美的センス的にナシなのですが、まあつけてみるとそこまで悪目立ちせず、イイ感じでした。
実釣が楽しみ、インプレは別途
さて今回は、最近各社から次々とリリースされている格安チタン製ラインローラーの購入記をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
一昔前はカスタムパーツのチタン製ラインローラーって、結構なお値段していたような気がしますが、最近は物価高なのにお手頃価格で入手できるようになって、これはこれでありがたいですね。
お高いものはそれなりにいいところがあるのかもしれませんが、勢いある新興メーカーでも海外生産などコストダウンを図れば十分このくらいの価格で出せるってことでしょう。
あとは、実釣でのフィーリングがどうかって話ですが、実は装着後まだ釣りに行くめどが立っていないため、何回か使用してからまた続・スモールフィッシングの方でインプレ記事を書こうと思います。
しかし今のところ、お手軽に交換できて自分好みでベアリング交換できるとあって、実物の加工精度も確かに良さげだったので、おそらく洗浄・注油などメンテのひと手間は必要そうですが第一印象としては非常に気に入っています。
使ってみてよかったらヴァンキッシュ用にシルバーの方ももう一個買っちゃおうかな。
ちなみに、メーカーオーバーホール時はコレを付けてると受け付けてくれなくなるので、純正に付け直して出さないといけませんのでご注意ください。
そういう面倒くささはあるものの、お手頃価格でリールの運用コストも下がる魅力的なラインローラー、皆様もぜひ試してみてください。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は、姉妹サイト「続・スモールフィッシング」に記しています。
よろしければこちらのサイトもご覧になってみてください。
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