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早速2足目のBerwick、4545を買っちゃいましたが、グッドイヤーのローファーはちょっと買うとき注意が必要ですな。

2025年3月10日月曜日

1.アパレル 2.お買い物日記 2.製品情報 3.革靴 5.Berwick

t f B! P L

 みなさまこんにちは。

 先日、続・スモールフィッシングの方で、購入した初BerwickのUチップ 5560についてのインプレッションを書きました。

この靴がなかなか使い勝手も履き心地も良くて、長距離歩行が非常にらくちんになったので、普段履きのローファーも買ってみようと、さっそく2足目となるローファーも買ってみました。

今回購入したのは、4545というモデル。

まだ購入して1か月程度しか経過しておらず、ご存じの通りグッドイヤーウェルト製法の靴は数十回は履かないと本来の履き心地はわからないので、現時点ではまだインプレ記事を書くには時期尚早なのですが、ちょっと今回の4545購入で感じたことを記したいと思います。 

そもそもローファーってどうなの?

特にコロナ禍以降、紐革靴の売れ行きがかなり鈍化したと聞きました。

確かに、アフターコロナ直後は、みんな結構スニーカーとかカジュアル系の靴履いてる人多かったですよね。

その後本格的なオフィス回帰の動きがあっても、以前のようにピシッとスーツスタイル必須という職場もだんだん減ってきたような気がします。

で、当然オフィスウェアのカジュアル化が進むと、旧来からの紐靴の革靴ってだんだん少なくなるのは当然。

ジャケパンスタイルで革靴が履きたいなとなっても、レザースニーカーとかもありますし、堅苦しい内羽根ストレートチップとか履かなくても、ローファーやスリッポンの方が脱ぎ履きらくちんでカジュアル寄りにはコーディネイトもしやすい。

ということで、2024年くらいからは若干紐靴も復調気味とは聞きますが、確かにめんどくさい紐の革靴は敬遠されてくるのは当然かもしれません。

で、私自身もそんな時代の雰囲気のせいか、しばらくビジネススタイルではスニーカーやローファーを愛用していました。

しかし、これまで持ってたローファーはすべてマッケイ製法のものばかり。

スリッパ代わりにと、より簡素化された以下のようなセメント製法、いや、セメントですらないかもしれない靴にも手を出してみました。

マッケイや、上記のような簡易製法の靴は、履き心地や足なじみはよいですが、長距離しっかり歩行するシーンでは、ちょっと物足りない靴ですね。

ということで、出張での長距離移動を快適にするため、グッドイヤーのローファーを検討していた次第です。

ローファーのフィッティングで気を付けること

今回目を付けたのは、前回Uチップがなかなか良かったBerwick1707の「4545」という型番のもの。

個人的にはアメリカのトラディショナルなデザインよりも、イタリアや英国のスマートなデザインのローファーの方が好み。

中でも、トゥのセンターにシームがなく、モカ縫いのステッチができるだけトゥに近いデザインの方が好みのタイプ、ということで、好みドンずばの4545を選んだ次第。

実際に大阪にある直営店でも試着してみましたが、前回買った5560と同じサイズを選ぶと、甲部分のフィッティングが甘く、かつ全長も余ってしまっており、明らかに踵がパカパカしそうです。

かといって、ワンサイズ下げてみると、踵の長さはよいですが今度は横幅、締め付けがかなり厳しめ。

しかし、ローファーのフィッティングでは、前滑りしないよう踵までの長さがジャストかタイト目であることに注意が必要

ローファーで一番失敗しやすいのは、長さにゆとりがあるサイズを選んでしまって、あとから踵抜けが起きて、歩くたびに踵部分がパカパカと抜けてしまうことです。

これを恐れて、きつめを承知で小さいほうのサイズを選んでみました。  

欧州メーカーの靴ではラストの型ではここに注意すべし

 なぜきつめを選んだかというと、グッドイヤーウェルト製法の靴は、一般的に靴底に練りコルクが充填されており、履きこむにしたがってそれが沈み込むことで、微妙にフィッティングが緩くなってくるからです。

履き続けることで革がなじみ柔らかくなる影響もありますが、このソールの沈み込みがあることで、グッドイヤーの靴は新品購入時に比べると、おおむね0.4~0.5㎝程度大きくなった印象のフィッティングにかわります。

そういうフィッティングの変化がみられるのが概ね30回程度履きこんだあと。 

毎日同じ靴を履く人は少ないでしょうから、足になじんで本来のその靴のフィッティングが完成するまで、2~3か月くらいはかかりそうですね。

まだ私の4545は履き始めて1か月くらいなので、その状態には至っていませんが、それでも長さは購入時より若干広がった気がします。

しかし、1か月くらい履いてみて、この靴、ラスト(木型) の形がどうやら私の足にはあっていなかった模様。

長さはちょうどいい感じになりましたが、4545に採用されているHO184というラスト、幅こそノーマルとされていますが、どうやら中身は欧米人仕様のラストであるため、やはり横幅がきつく、その一方でかかと部分が結構緩いです。

そのため、長距離歩行すると、踵はぶれるのですが、足の前方部分では指が内壁にあたって痛くなってしまいます。

あと1,2か月履きこむとこの辺は変わってくるかもしれませんが、幅広の足にはちょっと足前半部分が狭く、踵のボリュームがありすぎるラストだと感じました。 

ローファー+グッドイヤーの組み合わせはなかなかの鬼門

まだ履き始めてから間もないこともあり、足になじみ切っていないため断言はできませんが、ラストと私の足型は微妙にあっていない感じですね。

一般的に日本人の足型は、エジプト型(親指が最長で小指に向かって短くなる)の割合が最も多く、次いでギリシャ型(人差し指が親指より長い)、ローマ型(親指人差し指中指がほぼ等長)といわれています

私はギリシャ型の足型なので、つま先の型でいうと欧米ラストも合うにはあうのですが、日本人の足型にありがちなかなり広めの横幅で、さらにひどい外反母趾になっています。

甲の高さは標準的ですが、踵は日本人に多い小ぶりな形なので、その分、ローファーのように、靴紐で締め上げられないタイプの靴は、かなりフィッティング難易度は高めですね。

さらに、グッドイヤーウェルト製法では、前述の通り購入時のフィット感と履きこんだ後のフィット感はかなり変化します。

そういう次第で、ローファー+グッドイヤーの組み合わせは、かなりフィッティング難易度が高く、靴選び・サイズ選びの失敗のリスクが大きいといえるでしょう。 

Berwick ローファー購入後の気づき まとめ 

ということで、バーウィックの4545というモデルのローファーを買ってみて、あとから感じたことをつらつら書いてみましたが、今回のお買い物はちょっと失敗しちゃったかもしれません。

4545はデザインは非常に洗練されていて、靴そのものとしてはとても気に入ってはいるのですが、以前購入した5560などと比べると、やはり欧米人向け寄りのラストであるような気がしますね。

この4545はローファーで靴紐がない分、足幅が広くて甲が高め、そして踵が小さ目の日本人の平均的な足型にはフィッティングが微妙に合いづらく、履きこんでからのフィッティングを想像して購入時に適正サイズを選択する難易度も高いような気がします。

そういう次第で、似たようなデザインのローファーを買うならば、より日本人向けに、踵のフィットをコンパクトにして、日本人の足型に向いたラストであるHO262ラストを採用した、「5260」を選んだ方が正解だったかもしれませんね。

ということで、まとめると、Berwickに限らず、欧米メーカーの靴を買う際には、寸法ももちろん重要ですが、どのような特徴のラストを採用しているかが非常に重要

ラストデザインの違いで、同じサイズ表記でもフィッティングには雲泥の差が出てきます。

このあたりは、そのメーカーがどれだけ日本市場を重要視しているかにもよりますが、例えば今回取り上げたBerwickでは、全体に占める割合こそ少ないものの、プレーントゥ、ストレートチップ、Uチップ、ローファーなど各デザインのシューズに対して、それぞれ先述のH0262のような「ジャパンラスト」 と呼ばれる、日本人向けのラストを採用したモデルも用意されています。

デザインの選択肢の幅が狭まるのは残念ですが、足の健康と履き心地を考えるなら、こういう日本人向けのラストで製作された靴を選んだ方が、結果的に長く付き合えて快適に過ごせるのではないかと思います。

もちろん、日本人でも踵の大き目の方や、足幅が細い方もいらっしゃると思いますので、一概に決めつけることはできませんが、私のように踵が小さく幅が広い足型の方は、上記のようなジャパンラストの有無を確認しても決して損はしないと思いますね。

ちなみに、靴に関しては以下のような記事も書いています。よろしければご覧になってください。

 ということで、今回のお話はおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は、姉妹サイト「続・スモールフィッシング」に記しています。

よろしければこちらのサイトもご覧になってみてください。

続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ! スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

なお、現在、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ、「密林お買い得情報」を大幅リニューアル中。最新モデル情報も含め、AmazonとYahooや楽天の価格比較もできるよう、より有益なページとなるようデザインを日々見直していますので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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