みなさまこんにちは。
昨年末から年始にかけて、ずっと東京で仕事だったため、残念ながらまとまった釣り納めにも初釣りにも行くことができませんでしたが、前回、1月12日にようやく初釣りに行くチャンスが持てて、無事初シーバスをGETすることができました。
アタリの数自体は多くはないですが、やはり寒くても魚は居てますね。
ということで、その翌週、翌々週の週末にも、立て続けにシーバス釣りに行ってきました。
今回はその釣行記です。
1月25日(土)
この日は日没付近からウェーディングに。
昼間の満潮潮位116㎝からだらだらと下げて、23:00に干潮、潮位20cmとなる若潮の日ですが、シーバスが腹を空かせているこの時期は潮汐そのものはそれほど関係ありません。
前回釣行で、普通のネオプレウェーダーでは少し寒かったので、気合を入れて下記シマノのネオプレウェーダーを履いてきました。
-20℃でも釣りができることを想定したウェーダーだけあって、日没後北よりの風の中でも全く快適そのもの。
この日も普段よく狙う地形変化の付近を狙ってみますが、どういうわけかシーバスからの反応は無いまま3時間ほど経過。
潮位もだいぶ下がってもうダメかなと思えて来たので、大きく東側に移動して、特にブレイクなどもない平坦なシャローでキャストしていると、さらに東向きで魚のライズらしき波紋を発見。
その波紋が出た付近を、S.P.M.65でゆっくり何度も通していると、ついにヒット!
なかなかの引きでソアレエクスチューンが大きく曲がります。
しかし、ドラグ調整をしくじって強めにセットしていたのか、ちょっとロッドが曲がりすぎで危ない。
とはいえ、この時期のシーバス、それほど引きは強くないので、2度ほどエラ洗いされましたがなんとかいなして寄せてくるのには成功。
結構いいサイズ!前回のより大きい。
すでに魚はフィッシュグリップが届く距離まで寄っていますが、強すぎるドラグ設定のせいか口切れを起こしてしまったようで、がっつり掛かってたと思っていたフックがいつの間にかテールフック一本、皮一枚になってしまっています。
そのままグリップで掴もうかと思いましたが、立ち位置の水深は20cmくらい、ちょっと歩けば砂浜にずり上げランディングできる距離。
そこで、後ずさりしながらずり上げランディングしようとしましたが、曳航途中で魚が暴れだして、S.P.M.がすっぽ抜けてしまいました。
シーバスの逃亡をワンチャン足で阻止できるかと浅瀬でバタバタしましたが、見事に足のブロックをすり抜けて逃げられてしまいました。
ありゃー散々粘って掛けた魚なのに!
ということで、結局この日は貴重なワンバイトをモノにできずボーズとなってしまいました。
1月31日(金)
前回の屈辱を晴らすべく、疲れてましたが出張から帰宅したその日のうちにまたまたシーバス狙いで魚釣りに出かけました。
タックルは前回同様、ソアレ エクスチューンS80L-SにステラC2500SXGのコンビで、ラインは最近そこそこいいサイズのシーバスがアタッて来るのと、激浅エリアを攻めても根掛かりロストのリスクを減らしたいってことで、PEライン0.6号、リーダー12LBの組み合わせ。
この時期のシーバスフィッシング、ワールドシャウラ2750FF-2が一番しっくりくるのですが、このソアレ エクスチューンS80L-S、まだ買ってから3回しか使用していないため、もうちょいコレで魚を釣って早くインプレ記事を書きたいということで、3週連続の登板です。
この日は流れが複雑で、流れる方向や強さが時間帯でコロコロ変わる状況でしたが、流れていたらきっと地形変化のブレイクで釣れるよねと、お気に入りのポイントをサーチ。
例年だとマニック75が圧倒的に良く釣れるのですが、どういうわけか今年はこのルアーでワンバイトもありません。
毎年決まってこの時期に投げてるから魚に覚えられてるのかな?そんなわけないかw
ということで、アルデンテやアルデンテのDanzaなども投げますが、こういう系統では食ってこない。
魚は居てそうな雰囲気なんですがね~。
表層よりチョイ下レンジで探ってみようと、何種類かルアーローテののち、パズデザインのfeel75で複雑な反転流を漂わせていると、突如ググっと明確なアタリ!
合わせると、エラ洗い!シーバスです!
ちなみに、前回はドラグ設定を誤ったせいでフッキングも危なっかしい掛かり方になってしまっていましたが、今回はドラグセッティングもばっちりで、アワセもばっちり決まりました。
季節のわりによく引きましたが、難なく陸地まで曳航できてランディング成功。
先週ばらしたやつよりは小さいですが、まあいい感じのフッコクラス。
暴れて地面の砂が張り付いてしまいましたが、銀ピカのきれいなやつです。
それにしてもソアレ エクスチューン、冬場にこのクラスのシーバスを釣るにはちょうどいい強さですな。
S76UL-Tでも60、70㎝程度は全然上げられますが、やはりそのくらいのサイズになるとちょっとパワー面で物足りない感じもないわけではありません。
しかし、このS80L-Sは、ティップこそソリッドながら、S76L-Tより長さも強さも一段上。
なので、ホームグラウンドのような遠浅の干潟なんかでも遠投性が活かせるし、いざ大き目な魚や元気な魚がかかっても伸され気味になることなく、より安心感の高いファイトが可能です。
かといって、シーバスロッドのLクラスとかと比べるとやはりアンダーパワーなので、引きを楽しむにはもってこいなんですよね。
シマノロッドなので、ハリの面ではぱっつん系の性格で、丁寧にファイトしないとエラ洗いの頻度は増えちゃいますが、個人的には魚の引きアジをダイレクトに感じられる調子なので好きではあります。
先の魚をリリースした後、流れがなくなりしばらくアタリが止まりましたが、また少し流れが出てきたタイミングで、おそらくブレイクになってると思われる同じ場所でもう一度、S.P.M.65をひったくっていくような強烈なアタリが!
あわせた瞬間、サイズアップか!と思いましたが、わずか数秒でばれてしまいました。
メバルルアーの中では大き目とはいえ、S.P.M.のフックは小さいので、バイトの時にうまく口回りに掛かってくれないとフッキングが決まらないのですかね。
ちょっとアワセ直後の重量感からいいサイズっぽい印象でしたが、惜しいことをしてしまいました。
その後は潮位が下がってダメな感じに。
翌週、久々の出張研修に行く必要があり、週末のうちに勉強しておかないといけないため、その後早々に納竿としました。
今回の釣りを振り返る
例年1月最終週くらいは、微妙な潮回りの日も多いながら、ちらほらバチの姿が見えだしたりシラウオのようなマイクロベイトが出てきたり、アミが沸いていたりと、なんだかんだとエサの姿が見えてくる時期。
最低水温はまだまだ先の週なので、気温は低くても意外と海の中は賑やかなもので、魚の数は少なくともそこそこバイトが得られる時期でもありますが、今年はちょっと例年と違って、バチとアミはまだいつもの浜ではあまり姿が見えません。
毎年この時期には、以下記事に書いた通りの釣り方で、表層から順にルアーローテしていく中で、たいていは表層・水面直下で簡単に食ってくる感じなのですが、今年の今時期シーバスは、つれ方からしてどうやらシラウオのような細長い稚魚類を中心に食べているようで、例年好釣果を得てきた表層狙いには全然反応がなく、浅い場所であっても中層から下層が調子いいように思います。
まあ、まだ2月にもなる前で、今年通算で3回しか釣りに行ってないため、正確に状況が把握できているわけでもありませんが、直近の3釣行を経た感じでは、上記のような稚魚系ベイトがお好みのようで、バチやアミの時より若干難しく、釣りにくい気がしています。
そうは言いつつ、毎釣行魚からのバイトやヒットはかならず得られているので、もうちょっと手を変え品を変えやってみると、釣りやすい攻め方のパターンも見つかるかもしれませんね。
そんな感じで、アタリの数は多くないけどそこそこ釣れる感じの2025年、まあまあ快調なスタートを切れているような気がします。
今年も仕事の都合上あまり釣行回数は増やせそうにありませんが、このままバチパターンの時期まで釣れ続けてくれると嬉しいのですが。
ということで、今回の釣行も満足な釣りができました。
大自然よ、今日もありがとう。
<タックルデータ>
ロッド:シマノ ソアレ エクスチューン S80L-T
リール:シマノ ステラC2500SXG
ライン:クレハ シーガーPEX8 ルアーエディション #0.6
リーダー:サンヨーナイロン ナノダックスショックリーダー
ヒットルアー:pazdesign REED feel75SG
タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は、姉妹サイト「続・スモールフィッシング」に記しています。
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