みなさまこんにちは。
急に涼しくなったせいか、風邪をひいてしまい、熱も咳ものどの痛みも全くないのですが一日中たらたら流れてくる鼻水と頭痛に悩まされています。
メバリングシーズンが終わって以降、ほぼシーバス釣りばかりしていた2023年の夏シーズンでしたが、9月はなんと毎月のシーバスノルマを未達成のまま終わってしまいました。
1か月シーバスが釣れなかったなんて珍しい。
昨年9月は、以下のような事件で車を買い替える必要があり釣りどころじゃなかったので、数年ぶりにノルマ未達成になってしまいましたが、今年の9月はちょこちょこ釣りに行っていたにもかかわらず、何度か魚を掛けたにもかかわらず、月間ボーズで終わってしまいました・・・。
まあ、最近毎月のノルマが呪縛のようになっていたので、これを機に毎月のノルマを追い求めるのはやめてもいいかも知れませんね。
10年以上毎月同じいつもの浜でシーバスを釣ってきて、特にノルマ達成が難しかったのはやはり8月9月。
9月は台風などが来た年はその恩恵で一発逆転みたいな感じで釣れることが多かったですが、ここ数年はやはり海水温と水質が極端に悪化することが多く、8月から9月はナイトのイナッコパターンで外すと本当に何も釣れる気がしないくらい難しかったです。
ということで、2023年9月はついに月間ボーズでしたが、10月に入ってから気を取り直してまたまたシーバス狙いでいつもの浜に行ってきました。
今回はその釣行記です。
インフィニティに入魂できるか？
いつもの浜には一時カタクチやサヨリが入っていましたが、気温水温こそ安定して下げてきたものの、北風が何日か続いてターンオーバーによる青潮が起きてしまったみたいで、イナッコ以外のベイトの姿は消えてしまいましたね。
でも、イナッコは戻ってきているみたいなので、10月5日、用事のため午後半休を取得していたため、その用事が終わった後直行で御前浜に向かいました。
この日は中潮、18:49に満潮潮位149㎝を迎えた後、深夜まであまり潮位変動のないタイドなので流れの釣りは期待できませんが、シャローのイナッコパターンは魚の活性が上がるタイミングが読みづらいので一か八かの釣行です。
先月リリースされたばかりでまだマチヌ等しか釣っていないエクスセンスインフィニティS90MHに、1号PEを巻いたステラC3000XGという道具立て。
ルアーは90mm～120mmクラスのウエイク系各種にTKRP、BRKP、ポッキー120などのトップ、125mmクラスのシャローミノー、万が一サヨリが居た時に備えてシャローアッパースリム160にエイチベイトといったラインナップで臨みます。
いきなりヒット！
釣り場についてしばらく様子見でTKRP90を投げていましたが、バイトはありません。
しかし、いきなり沖でボイルが。
夏から秋のイナッコパターンでは単発ボイルといえども岸近くで起きることが多いですが、沖で出るのはまあまあ珍しい。
もしかして魚の活性高いんでしょうか？
岸際から10mあたりまで、イナッコが明らかにそわそわしているので、ボイル音が聞こえたのは結構沖ですが、岸近くにシーバスが居るのはまず間違いありません。
ということで、ルアーを買ったばかりのアイマ リッパー120にチェンジ。
10月にもなると結構イナッコサイズも大きいってのもありますが、ルアーサイズも水押し面でもボリューム感があった方が良さげですしね。
で、しばらくリッパーをゆっくりゆっくり、水面よりわずかに下を泳ぐようにスローリトリーブ。
すると、岸際から7，8mのところでいきなり水面爆発！
あわせると、ガツンと重みが伝わってきます。
乗った！と思った瞬間、魚が大ジャンプ！
インフィニティS90MHに入魂完了！パワーありますな！
まるで釣りキチ三平のワンシーンみたい、魚体全体が完全に水面上に露出するかなりカッコいいジャンプです。
しかし、若干柔らかめとはいえ、さすがはMHクラスのロッド、まあまあサイズの魚なのに、ジャンプから着水した後はものの２，３秒でランディングできてしまいました。
上がってきた魚を簡易メジャーで測ってみると、65㎝チョイ。
近距離とはいえこのサイズを秒でランディングしちゃうとは、インフィニティのS90MH、やっぱりパワーがありますな。
ファイトを堪能する余裕はありませんでしたが、これなら流れに乗ったランカーなんかとも余裕で戦えるでしょう。
もうちょい遠くで掛けたら楽しめたかも知れませんが。
硬くハリがあるロッドだと結構魚が跳びますが、60㎝を超えるシーバスでこれだけの高いジャンプを見たのは超久しぶり。
MHだとファイトはこんな感じなんでしょうか？もうちょい釣って試してみないとですね。
後が続かず納竿
この魚をリリースした後、もうちょい追加できるかなと思っていましたが、タイドグラフ通りあまり潮位変動がなく風もイマイチ吹いてくれず、なんだか水面が静かな感じに。
そわそわしていたイナッコたちもなんだかのどかに泳いでいるような感じで、緊張感がなくなってきました。
広いサーフ、たまーにボイル音が聞こえてきますが、何かの拍子でスイッチが入った個体がイナッコの群れに襲い掛かってるんでしょうね。
リッパー120に一度誤爆はありましたが、残念ながらしばらく粘って釣れそうにないので、一匹だけで納竿としました。
釣行まとめ
今回は用事のついでにちょっくら浜に行ってみた次第ですが、空気も水もイイ感じに冷えて来て、いよいよ本格的な秋シーズンの開幕といった感じの中、まあまあサイズの一匹を手にすることができて大満足。
実は個人的に今まで長年、ウエイク系のルアーがどうにも苦手で、Komomo2の各サイズでそれぞれ数匹釣ったことがあるという程度の経験値。
要は、ウエイク系の使い所も使い方もイマイチよくわかっていなかった次第ですが、今回初めて使ってみたアイマのリッパー120、初使用でただゆっくり巻いてきただけで、誤爆も含めて２バイトあったので、コレは釣れるルアーじゃないかと、かなり気に入りました。
まあ、実際は似たようなウエイク系なら何使っても大して変わらないのかと思いますが、リッパーに関してはウエイク系の割には飛距離が出て、かなりのデッドスローでもしっかり動いてくれるところが特に気に入りました。
コトコトと大きすぎないサウンドを出すところもイイ感じ。
私がナイトで使うリトリーブスピードなら、ロッドティップを低めに構えても潜り過ぎないところもいいですね。
次の釣行でも是非使ってみようと思います。
あと、今回ようやくシーバスで入魂できたインフィニティS90MHも、非常にイイ感じでした。
パワーがありすぎてファイトはあっけなかったですが、この時期特有の迫力ある水面爆発バイトでもティップからベリーが全く負けることなく、即座にガッツリとフッキングできるところが素晴らしい。
それを期待して買ったのですが、まさに期待通りの仕事をしてくれました。
私はビッグベイトとかにはあまり興味がないので、重たいルアーを投げることはあまりないでしょうが、遠距離でのバイトをしっかりフッキングするにはかなり適した硬さと調子のロッドだと思います。
同じMH表記でも、ディアルーナやルナミスよりはだいぶしなやかで繊細さも兼ね備えているため、いろんな釣り方に使えそうなのもいいですね。
また何匹か魚を釣ってから、改めて実釣インプレ記事を書いてみたいと思いました。
ということで、釣果は一匹だけでしたが、NewロッドとNewルアー、入魂式は無事成功して大満足。
また釣査に来ようと思います。
大自然よ、今日もありがとう。
＜タックルデータ＞
ロッド：シマノ '23 エクスセンス インフィニティ S90MH
リール：シマノ '22 ステラ C3000XG
ライン：東レ(TORAY) ライン スーパーストロングPE X8 #1.0 150m
リーダー：サンヨーナイロン アプロード ソルトマックスショックリーダー 25lb
タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は、姉妹サイト「続・スモールフィッシング」に記しています。
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