みなさまこんにちは。
最近、結構ボーズなしで釣れていることは以下の前回釣行記で記した通りですが、とにかくサイズが出ないです。
夏のこの時期、ナイトよりデイの方がいいのは周知の事実ですが、それでも例年、そろそろハクサイズからイナッコと呼んでもいいかなと思えるサイズに成長したボラ稚魚が夜のシャローに溜まって、そこそこパターンとして成立する時期。
しかし今年はまだ7月上旬にして肝心のボラ稚魚は写真のハクサイズ。
ロンジンのミズキ50に比べても、さらに小さい感じで、例年に比べて生育が遅いような気がします。
今月最初の週末の写真。コリャまだイナッコとは呼べないサイズですね~。 |
それも、イマイチ今年の夏のナイトがパッとした釣果に恵まれない理由の一つでしょうか。
その後もちょいちょいいつもの浜に様子を見に行ってはいますが、さすがに毎回安打とはいかず、先日日曜日も2バラシでボーズを食らってしまいました。
しかも掛かったシーバスは相変わらず小さい。
これは、もっとハクが成長してくれて、大きい群れがやって来るまで辛抱の日々が続くのか?
ということで、今回もしごおわ後にちょこっと行ってきましたので、その釣行記です。
7月12日(長潮)
平日にもかかわらず、しごおわ後急いで浜に。
今日は長潮だから潮は全くうごかないんですが。
恐ろしく潮が動かない日でした。 |
釣り場につくと、先行者がいらしたので、その方がキャストされてる方向を見て、風下、潮下でできるだけ邪魔にならなさそうなところに入りますが、潮位が高めで思うように沖に出られません。
あまり深く入るとアカエイが怖いし、この潮位がずっと変わらないのはちょっとやりにくいなぁ。
まだ日没後の薄明るさが残っている時間帯は、最近好調のパズデザイン ディブル55Sで探りますが今日は反応なし。
最近日没時間が早いので、しごおわ後に来るといい時間帯を外しちゃうんですよね~。
ということで、ジップベイツのザブラシステムミノー90Fタイダルから、レビンミニへとルアーをローテーションして探ります。
日が暮れてだいぶ投げ続けてから、ようやくアタリ。
エラ洗いしないからおかしいなと思っていたら、やはりチヌでした。
それもマチヌ。ちょっと久しぶりですが、背中のランディングネットに手を伸ばしたら、なんとネットが無い!
クルマに忘れて来てしまいました。慌てて釣りに来ると忘れ物しちゃいますな。
グリップランディングしようにも、チヌは小さな口でレビンミニを丸のみしてるのでグリップ先端が入らない。
仕方なく岸にずり上げました。
40㎝、いや45㎝は超えてますかね。夏らしい日焼けした感じのマッチー、なかなか引きましたが、本命ではないのがちょい残念。
なかなかいいサイズ。良く引きましたが、チヌ系のヒキではどうにも満足できません。 |
ちょうどその時、先行者の方がもう帰るので良かったらどうぞとお声がけくださり、釣り場を譲ってくださいました。
どうもありがとうございます。これはスミマセン。
アカエイの巣窟で仕切り直し
譲っていただいた場所は、ウェーディングで立ちこむにはとても都合のいい場所なのですが、実はアカエイの巣窟。
先週日曜にも偵察にきましたが、わずか2時間ほどで延べ30回以上アカエイに近接遭遇した場所です。
先週日曜日の写真。見えにくいですが、映ってる範囲に少なくとも6匹のアカエイが居てます。 |
要は、アカエイの産卵・交尾の場所なんだと思います。
人間もたまに近くでいたしてることがありますがw
私は以下記事の金属製のインナータイプのエイガードを装着して、更にその下の記事にある磁気式のエイガード(シャークバンズ2という本来はサメ避け製品)を装着して、更に移動にはウェーディングスタッフを使用と、3段階のエイ対策をしています。
この、シャークバンズ2が効き目があるのか、釣りの最中エイに遭遇しても、向こうから近づいてきたエイは、必ず1.5mほどまで近寄ったところで、驚いたしぐさで方向転換して逃げて行ってくれるので、自分が水中を歩行している時以外は非常に安心感は高いのですが、それでもやっぱりエイがうじょうじょ居る場所での浸かりは怖いですね~。
と思いつつも、何やら西側で単発のライズ音らしき音を聞いて、エイのことはすっかり忘れて連続キャスト。
すると、ググとひさびさに明確ないいアタリ!
掛けた瞬間、コレはデカいか!?と思いましたが、ありゃりゃ?引きがおかしい。
上げてみたら、またしてもちびっ子でした。残念。
うーん、養魚場ならぬ幼魚場ですなコリャ。いつになったら鈴木さんサイズが来てくれるのか。 |
この魚をリリースしてからは、強風のため西側は攻めにくくなってしまったので、作戦変更。
南から南東に掛けて、西からの強風で流れが出ているところを、スローに攻めてみる作戦に。
この時期、ハクとは数が全然違いますが、たまに見かけるのがエンピツサヨリ。
まあ、鉛筆というより、シャープペンの芯みたいなサイズなのですがw
これが、群れにはらならずに単品でシャローをちょろちょろうろついてるんですよね。
ベイトを観察することなど全然知らなかった12,3年前、当時まだ登場して間もなかったコモモスリムSF-95で、夏場に結構シーバスを連発していた時期がありましたが、あれも一つのエンピツサヨリパターンだったのではないかと思います。
ということで、しばらくコモモスリムで探っていましたが、もっと浅い表層付近レンジを攻めたいと、たまたま手に取ったのがパズデザインのマッチボウ100F。
コレで東に払い出す流れを探っていると、ググっとアタリ!
魚の重みがロッドに乗ったので、コレはヤッタ!と思いましたが、最初のエラ洗いでバレてしまいました。残念。
すぐさま同じコースを流して、数投目にもう一度ヒットしましたが、コレは掛けばらし。
むむむ~やはり夏のナイトは手ごわいですな。
しかし、今まで実はじっくり使ったことが無かったためホントにコレで魚が釣れるんだろうかと若干疑っていたマッチボウ100F、やはり釣れるんだと分かったので、それはそれでよかったです。
本日の釣りを振り返る
その後は風も強くなってきて、平日故に翌朝の仕事のことが気になり始めたので早めに納竿としました。
この時期、アカエイは産卵のため特に汽水域では爆発的に数が増えて、ウェーディングは非常に危険なのと、沖の流れよりも岸近くのベイトを狙ってシーバスも釣れる場所が岸よりになって来るため、ウェーディングにするかオカッパリにするか悩ましい時期ではありますが、今年はまだハクの成長が遅めのような気がするので、ナイトのオカッパリが強くなるのはまだ1週間か2週間先の話ですかね。
例年だとそろそろ、以下記事に書いた通りの釣り方で爆発的に釣れるはず。
エイは怖いけどそれまではウェーディングの方が若干有利かもしれませんので、しばらくはフル装備でウェーディングを続けようと思います。
ということで、平日夜のイケてない潮周りでしたが、予想に反して水に動きもあって、小さいながらもシーバスが釣れたのでまあ満足。
次こそはもうちょい大きいのが釣れたらいいな。
またちかぢか釣査に来ようと思います。
大自然よ、今日もありがとう。
<タックルデータ>
ロッド:シマノ '22エクスセンス インフィニティ S90ML
リール:シマノ '23ヴァンキッシュ C3000XG
ライン:クレハ シーガーR18完全シーバス #0.8
リーダー:バリバス VEPショックリーダーナイロン #4.5
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