みなさまこんにちは。
いつの間にかもう梅雨ですね。
ただでさえ最近釣りに行ける機会が少なくなってるのに、余計に釣りに行けなくなっちゃう。
しかし、5月31日、晴れていたので、がまんしきれずちょこっといつもの浜に行ってみました。
今回は、以下記事で開封インプレッション記事を書いていた、'23ディアルーナS90Lと、先日届いたばかりの'23ヴァンキッシュC3000XGの入魂式です。
いきなり洗礼を受けた
釣り場に到着したのは19時過ぎ、ですが、夏至も近いのでまだ全然明るいですね。
平日だし、今日は長め、90レングスのロッドがあるから、そんなにがっつり浸からなくていいかなと、ヒップウェーダーで来てしまいました。
しかし、浜辺についてみていきなり後悔。
水は赤茶色に濁って、すっかり初夏の南風により濁らされた水色。
この水色の時は、アカエイがかなり浅場、余裕でひざ下以下の水深まで入って来るので、危ないんですよね~。
一応、以下記事の磁気式エイガードは装着してるんですが、正直電気式も磁気式も効き目100%ってわけではないので、やっぱり怖い。
まだ明るいし、移動途中にちょっくらメタルバイブでも投げてみるかと、超ひさびさにシュナイダー13を取り出して投げてみると、開始早々何かがヒット。
「ズン、ズンズン」と、ズンドコ節のようなテンポでぐいぐい引っ張るコレは、きっとアレですな。まだ3投もしてないのに勘弁してほしい。
'23ヴァンキッシュにはケチって使い古しのシーガーPE X8 0.6号を巻いています。
一方、シュナイダー13はもはや入手困難な超お気に入り限定カラー、しかも初使用の新品。
本気出されたら簡単に吹き飛ばされてしまうなと思いつつ、不本意ながら慎重にファイトして、10分ちかくかけてようやく陸にずり上げ成功。
ディアルーナS90Lも、適度なしなやかさ柔らかさがありつつしっかりファイト中に魚にプレッシャーをかけ続けられる芯の強さがあるので、こういう細糸で無理しないといけないときには非常に安心感ありますな。
'23ヴァンキッシュのドラグも素晴らしい。レスポンスもいいけど、長時間ファイトでもしっかりじわっと効いてくれます。
そういえば、'23ヴァンキッシュはよく考えたら前回釣行でナルトビ君で入魂してたんだっけw
ディアルーナS86L-SとヴァンキッシュC3000XGの入魂は残念、巨大ナルトビ君でした~❗
— とんぷく (@tonpuku3) May 27, 2023
お古のシーガーPEX8の0.6号にソリッドティップのLロッドでこのサイズはなかなかツラい。
しかしディアルーナ、なかなか底力あるロッドですな。気に入りました❗ pic.twitter.com/AMMzDOpnju
やはりお手軽装備でウェーディングはかなり恐ろしい
開始早々、アカエイの洗礼を受けて戦意喪失。もうメタルバイブは投げません。
なんとか取り込めましたが、時間が掛かり過ぎて夕暮れのチャンスタイムをふいにしてしまいましたし、エイのランディングやフックオフの時にいつも愛用している以下のアイテムが壊れてしまったので、プライヤーとフックリリーサーだけで対処せねばならず、リリースまでえらく時間が掛かってしまいました。
みなさんもこの時期、エイが掛かった時にフックオフが危険になるので、プライヤーは絶対2本持ちするか、フックリリーサー+プライヤーのコンビで持っておいた方がいいですよ。
S.O.M.のフックリリーサーは高いですが、それに負けないくらいいいのが半額以下であります。以下のヤツ。おススメですよ。
それはさておき、お目当てのウェーディングポイントに着きましたが、やはり水が濁っているので浸かるのがかなり怖い。
すり足で恐る恐る、ひざまで浸かりましたが、潮位が高めの今日は岸から5,6mほどの位置までしか進めません。
やっぱりいつものようにチェストハイに金属エイガード+ウェーディングスタッフ+アクティブエイガードのフル装備でくれば良かった。
これじゃあまり浸かってる意味ないかも、とおもいつつ、キャスト開始。
ディアルーナS90L、やっぱりちょっと長いだけあって、ルアーがよく飛びますな。
ブランクスの有効長はあまり変わらないモアザン ブランジーノ EX AGS87LMLよりよく飛ん出るような気がします。
キャストフィールの爽快感はモアブラの方が上ですが。
難攻不落のクルバチ祭りがスタート!
そうこうしているうちに、次第にボラが跳ねる姿が多くなってきました。
ライトで水中を照らしてしばらく待つと、ちょろちょろとクルバチが抜け始めていますね。
この釣り、本当に苦手なんですが、恒例行事なので参加するしかありません。
しばらくすると、沖の方の海面がモワモワ。
風もなく、流れも無いのですが、コレ、実は全部ボラの群れです。何千匹居るんでしょう。
ボラアタリも増えてきました。鋭角的なアタリが多いシーバスとちがって、ボラが食ってくるときは角の取れた「ぬん」という感じのアタリになるので、これらは全て合わせず見送ります。
ボラが密集してるところにルアーを落とすともはやまともにルアーが沈まないw
ひったくるようなスレアタリも。
これじゃ釣りにならないですよね~。
多分、シーバスも祭りに参加していたとしても、ボラ:シーバスの比率は1000:1くらいでしょうw
この状況でまさかのシーバス?!
しかし、せっかく来たのに釣りを放棄するわけにはいきません。
マニック75、95、フィール105、コルセア65、トライデント90、IGK73、95、エンヴィー95など、いろんなルアーをローテーションしますが、ボラアタリばかり。
少し時間が経って、大き目のクルバチも抜けはじめ、まさに祭りは最高潮。
よく、バチの時は定点でライズが出がちなので云々といった内容を聞くことがありますが、ライズどころか魚は跳ね回って狂ったようにバチを食ってます。多分全部ボラですが。
ルアーの回収時にはリーリングスピード上げると思いますが、そんな変化をルアーに与えると、すぐさまリアクションでボラがルアーに飛びついてきます。
ということで、ボラが少しでも薄そうなエリアを狙って打つしかありません。
クルバチにマッチしてそうで、ちょっと遠投できて、ちょっと下のレンジも探れるということで、ここでマニックフィッシュ77をチョイス。
南西の方角が少しボラの気配が手薄そうだったので、そこを狙って探っていると、突如ググっとアタリ!
あわせると、結構な重量感。
エラ洗いはしないけど、ボラとはちょっと違う引き。
大きなチヌでも来たかなと思いましたが、竿をたたかないのでそれとも違う。なんだ?
寄せてはまた引き出されを2回繰り返して、なんとかランディングできた魚はシーバス。
ガッツリ上顎と下あごにまたがるように外掛かりでルアーがフッキングしてて、エラ洗い出来なかったのかな?
まあしかし、なかなかのサイズと重量感。ヒレが大きくて引きが強かったのも納得。
これにて'23ディアルーナS90Lと'23ヴァンキッシュC3000XG、両方とも無事入魂できました。
満足な魚が釣れたのと、平日ということもあって、これにて納竿としました。
本日の釣りを振り返る
今日はこの時期避けては通れないクルバチパターンの釣りでしたが、まさかあのボラ絨毯の中からシーバスが食ってくるとは驚きでしたw
昨年は全然シーバス行ってなかったのであまり記録がありませんが、やはり同じくらいのクルバチの時期に、全く同じようなボラ絨毯の中からシーバスが食ってきたことありましたね。
目印も明確な魚の付き場も少ないオープンエリアのウェーディング、ボラ絨毯に囲まれたら、興奮したボラに水しぶきを掛けられるくらいになっちゃうのですが、そんな状況でもシーバスも一応居てるのは居てるみたいですね~。
選んで釣るのが相変わらず難しいのでまあマグレですが、なんとか入魂式成功となってよかったです。
ところで、本日使ったディアルーナS90L、想像通り使い勝手のいいロッドですね~!
S86L-Sみたいな尖ったロッドではない、ごくごく普通のロッドですが、普通過ぎてもはやコレは個性だと思えるくらいです。
他にはなかなかないLクラスのパワーは軽量ルアーをよく使う今時期の釣りに最適ですし、90という長さはウェーディングで過不足ない飛距離をたたき出してくれる。
今日はヒップウェーダーで深く立ちこめませんでしたが、それでも狙いの沖のポイントを直撃することができました。
長すぎないので操作性も抜群ですし、魚とのファイトでもナノブランクスのような戻りの速さは無いけれど、追従性良く魚にプレッシャーを掛けられる懐の深い曲がりで非常に良い感じ。
コレほんとに実売2万円台前半と思えない出来栄えですね。
また、'23ヴァンキッシュも期待以上に素晴らしい。
リトリーブ抵抗軽いルアー中心なら、ステラより使い勝手いいですな。
またそれぞれ、インプレは別途、続・スモールフィッシングで記事化しようと思いますが、両方とも非常に気にいりました。
ということで、数は出ませんでしたが平日ちょこっと釣行で満足の釣果が得られて良かったです。
大自然よ、今日もありがとう。
<タックルデータ>
ロッド:シマノ '23ディアルーナS90L
リール:シマノ '23ヴァンキッシュ C3000XG
ライン:クレハ シーガーPE X8 ルアーエディション #0.6
リーダー:バリバス VEPショックリーダーナイロン #3.5
ヒットルアー:DUO ベイルーフ マニックフィッシュ77
タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は、姉妹サイト「続・スモールフィッシング」に記しています。
よろしければこちらのサイトもご覧になってみてください。
続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ! スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、現在、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ、「密林お買い得情報」を大幅リニューアル中。最新モデル情報も含め、AmazonとYahooや楽天の価格比較もできるよう、より有益なページとなるようデザインを日々見直していますので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
0 件のコメント:
コメントを投稿