みなさまこんちは。
以下記事に書いた通り、昨年末、まさかの故障で止まってしまった、オメガ シーマスター プロフェッショナル300 コーアクシャルGMT。
その後、家にあったTIMEXのウイークエンダーセントラルパークを代替機として使ってきましたが、寝るときもお風呂の中でも一日中腕時計をつけっぱなしにすることが多い私にとっては、若干防水性能が心配なのと、寝てる間のカチカチいうムーブメントの音がうるさい。
そして何より、釣りや外出などでくらい環境で盤面が見えないというのが何ともツライ。
ということで、シーマスターが修理から帰って来るまでの間の腕時計の代替機を検討していました。
もともと時計趣味は無いので、高級時計とかは興味ないのですが、若いころ一時期ミリタリーもの収集やサバイバルゲームにハマっていたこともあるため、上記記事に書いた代替機候補の中では一番コレがいいかなと思っていたのが、ハミルトンの機械式時計である、カーキフィールド メカニカル。
内容の割には結構割安な時計なので、残り少ない人生?もう一本くらい時計を持っててもいいだろうと、自分へのセルフ誕プレとして年始のセール期間に買ってみました。
今回はこの時計のご紹介と購入記です。
ハミルトン カーキフィールドは歴史ある時計
私のようなミリタリー趣味がない人にとっては、ハミルトンはそこまでなじみがないかもしれませんが、同社は1892年創業後、鉄道時計、軍用時計、航空時計とさまざまな分野で制式採用された非常に歴史のあるメーカーです。
世界初の電池式時計「ベンチュラ」を開発したのも、実はハミルトンですし、世界初の自動巻きクロノグラフムーブメントである「キャリパー11」の開発においても重要な役割を果たしていますし、世界初のデジタルウォッチを誕生させたのも、このメーカーですね。
そのハミルトンのラインアップの中でも、特に有名なのがカーキシリーズ。
陸軍用の時計がルーツとなっているカーキ フィールド、海軍用時計がルーツとなっているカーキネイビーに、航空時計がルーツのカーキ アビエーションがありますが、一番メジャーで人気があるのが、カーキフィールドシリーズですね。
(ハミルトン カーキフィールドメカ 製品ページから引用)
時計についてあまり興味のない私でも、若いころからこれについてはその存在を知っていました。
今回購入したモデルはメカニカル(機械式手巻き)のメタルバンドタイプ
今回購入したのは、カーキフィールド メカニカルの中でも、定番のNATOタイプベルトではなく、メタルバンドタイプのRef.H69439131というもの。
こちらの方が定価は結構お高くなってしまうのですが、なぜ敢えてメタルバンドにしたかというと、カーキフィールドはバンド単品でも正規販売しているからなんですよね。
NATOタイプのベルトは7800円くらい、で、このメタルタイプのベルトは18800円くらい。
で、NATOタイプベルトの方を買った場合、メタルバンドに着せ替えしたいなぁと思ったら、18800円払わないといけないのですが、メタルからNATOへの着せ替えは7800円で行ける。
定価ではメタルバンドのモデルは結構お高くなりますが、新春セールでの両者の価格差は、わずか数千円。
だったら、将来NATOベルトを買う想定で、メタルバンド買っといた方が安上がりじゃね?ということで、メタルバンドに決めました。
艶消しステンレスの外観は、あまり高級感こそありませんが、端正でビジネスシーンにも申し分なく適合できます。
まあ、確実にこの時計の雰囲気に似合うのはNATOバンドの方なのですが、それは後からでも正規品を買えるからいいです。
中途半端なレベルの高級時計でオラつくよりもむしろこちらの方がスマートさと潔さが感じられていいですね。
速攻、気に入りました。
実はカーキフィールド手巻きは非常に狙い目な時計
自分が買ったから誉めてるわけじゃないですが、実はカーキフィールド手巻きは結構時計の中でも狙い目です。
理由はたくさんありますが、主なものは以下の通りです。
- 実用性が高い
- 性能もそこそこ
- 価格はお手頃
カーキフィールドメカは50m(5気圧)防水と、防水性はダイバーウォッチなどには全く及びませんが、まあ普段使いで神経質になる必要がないくらいの防水性能は備えています。
また風防はこのクラスの価格ながら、一般的なミネラルガラスとは異なりサファイヤガラスを採用しているため、傷やヒビなどをさほど気にする必要もありません。
手巻きというところに引っかかる人も多いかも知れませんが、パワーリザーブは手巻きとしては破格の80時間。
要は、一旦フルに巻いておけば3日間は余裕で動き続けるというものなのです。
私が買ったのはアタリ個体だったのか、購入後5日後で誤差が+5秒程度だったので、日差+1秒程度とかなりの高精度ぶりを発揮してくれています。
このあたりは個体差もあるでしょうから一概に言えませんが、機械式としてはなかなかの性能だと思います。
なお、上述の通り比較的由緒正しい歴史あるメーカーであるにも関わらず、内容の割にはお値段はそこまで高くなく、例えばカーキフィールドメカのNATOバンドタイプ(Ref.H69439931 )なら、定価でも68000円くらいと、手巻きながら機械式時計としては破格の安さ。
ハミルトンは現在、オメガなどと同様スウォッチグループの一員であるため、汎用的な部品を多用しており、メンテナンスコストも比較的安めというところも大きなポイントですね。
時計メーカーによっては、並行輸入品は正規サービスを受けられないというものも非常に多いと思いますが、ハミルトンはそのような「並行差別」はしないメーカーなので、本物であれば正規店でも修理・メンテナンスなどのサービスを受けることができます。
これらは時計を買う前はあまり意識しないところかも知れませんが、腕時計は買ってから維持費が掛かるものなので、TCOは非常に重要な考慮ポイントだと思います。
その点からみても、カーキフィールドメカは結構ねらい目な時計だと思いますね。
ハミルトン カーキフィールド メカニカル 購入記まとめ
さて今回はハミルトンの手巻き機械式腕時計、カーキフィールドメカニカルをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
購入して1週間ほどつかってみましたが、個人的にはすっかりお気に入り。
シーマスターほど重厚感はなく、薄手で軽量のケース、バンドなので、つけてるのを忘れるくらい軽快ですが、パッと時刻を見ようとした時の視認性は抜群で、暗い中でもしっかり文字盤の蓄光部分が光ってくれるのもありがたい。
釣りの時も着けてますが、屋外での視認性も抜群ですね。
ムーブメントの駆動音も小さく、装着したまま寝るときも音が気にならなくなりました。
本体ケースもメタルバンドもともに艶消しで、細かな傷とか気にならないタイプなので気兼ねなく普段使い出来ます。まあ、どんなタイプでも気にせず使っちゃいますが。
50mという防水性能は若干頼りないので、シーマスター300mみたいに着けたままがっつり温泉に入るとか海に潜ったりとかはやめといた方がいいでしょうが、まあ普段のシャワーくらいなら、外し忘れていても大丈夫ですかね。
手巻きなので、他の時計をしている間や未使用の期間は、ムーブメントを休めることができるため、クオーツみたいに頻繁な電池交換は要らないし、自動巻きほどきっちり定期的なメンテナンスも要らないところも最高です。まだメンテナンスはだいぶ先の話ですが。
てな感じで、このカーキフィールドメカニカル、個人的には非常に良い時計だと思います。
メインの時計としてももちろん良いですが、使いたいときだけ巻けばいいので、休日やちょっとした気分転換のためのサブウォッチとしても最適。
気になる方は、是非コレクションに加えてみてください。
きっと気に入ると思います。
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