みなさまこんにちは。
1月中旬から下旬に掛けては、阪神間は釣りものがグッと少なくなってしまいますよね。
昔は芦屋浜でもメバルが釣れてたそうです。
私も10年前くらいは芦屋浜で何度かメバルを目撃したことがありますが、近年はからっきしダメみたいですね。
で、須磨や垂水に行ったところで、この時期は個人的に豆サイズしか釣れた記憶がありません。
そういう次第で、この時期はシーバス釣りをするしかないのですが、シーバスもちょうど今時期の2、3週間ほどは、スズキクラスのサイズは釣れた記憶がありません。
例年1月上旬までは実績がありますが、中下旬はダメですね。
次にスズキサイズが釣れるようになるのは2月を待たねばならないと思います。
しかし、せっかくの週末、釣りに行きたいと、前日に続けて1月15日、またまたいつもの浜に行ってきました。
今回はその釣行記です。
前日とはうって変わって
前日1月14日は、暖かい雨の後で非常に魚が高活性だったようで、開始1投目からヒットするという状況でした。
ただ、やはりデカいサイズは現在お出かけ中の様子。産卵なんでしょうか?
サイズはあまり期待できないし、前日ワームでよく釣れたので、今日はワームの釣りをもっと練習しようと、より繊細なロッド、ソアレ エクスチューンS76UL-Tを持ってきました。
このロッド、チューブラーのメバリングロッドなのですが、例年大物が釣れないこの時期、チーバスメインのフィネスなプラッギングを楽しむときに多用しているロッドです。
このロッドでのワーミングが楽しみだと期待して、昨日と同じポイントに向かいましたが、全然流れが出てませんね。
少なくともワームが届く範囲はまるで池のような鏡面仕上げ。
投げても当然反応なしです。
沖には微かに流れが出ているようですが、明らかに射程圏外ですので、できる限り遠投できるよういつものマニック75、マニック77のコンビで遠投した先の表層から表層直下をチェックしますが、こちらも全く反応がありません。
これは困ったな。
しばらく待ってみても、流れは発生せず、状況に変化はありません。
潮周りは似たような感じで、前日より40~50分遅れるだけのタイドなのですが、一日変わるだけでガラっと状況は変わってしまっていますね。
その後はS.P.Mやザブララファエル、クロストリガー、パンチライン45などを投入して、近距離から遠距離まで、まんべんなく探ってみますが無反応。
うーん、厳しいなぁ。
ヒントが見えた!
流れも風もなく、水に動きがみられない状況、どうも釣れる気がしなくて苦手ですが、アジングやメバリングでは、潮が動かないタイミングでは表層付近かボトム付近の両極端で魚が釣れることが多いような気がします。
表層で釣れるのは、おそらく潮どまりではプランクトンが浮くからだと思います。
シーバスはアジやメバルとエラの鰓耙(さいは)の構造が異なるため、これらの魚が食するようなあまりに細かいプランクトンは食べられないと言われていますが、過去にもアミパターンと思われるシーバスは何度も釣れていることから、一定サイズ以上のプランクトンはこの時期、十分にシーバスのエサになっていると思われます。
潮が止まるとそのようなアミも、それを狙う魚も分布がばらけてしまうので、狙い所が絞れないのが悩ましいところですが、この状況でも姿が見えないだけできっと魚は浮いているはず、そしてマニック75で反応がないので、より小さなルアーの方を試すべきと、ひさびさにハイドロアッパー55をチョイス。
このルアー、もともと何の魚をターゲットに作られたのか不明ですが、やはりメバリング用ですかね。
マニックは残念ながら最小サイズが75までですが、このルアーなら同じレンジを似たようなアクションで、更に小さいシルエットで探ることができます。
で、流れが無くて居場所が特定できないので、西へ西へと小移動しながら、海岸線を刻んで打っていくと、ポイント入りして最初に立っていた釣り座付近で、ククっと小さいアタリ。
合わせてみると極小豆サイズのチーバス。これは釣るのも気の毒なくらい小さいw
しかし、上を意識している魚がいることは間違いないですね。大きなヒントになりました。
ようやく納得サイズがヒット!
上記の通りヒントを得て、同じ攻め方でしつこく狙っています。
流れはないので魚の目の前を通せてるかどうかはもちろん分からないため、細かく刻んで海岸線沿いを横移動しながら探る作業の繰り返し。
ハイドロアッパー55はもちろんかなり小さなルアーで、着水音もその後のアクションもスレやすいタイプではないと思うので、釣れるまで投げ倒すつもり。
すると、30分ほど投げ続けて、もうダメなんだろかと思ってたところでようやくククっとアタリ。
かなり沖でのアタリですが、まるでメバルのアタリみたいに小さいです。
やっぱりアミとか食べてるのかな?
しかし、アワセると元気に暴れだしました。
おお!コレは大きいかな?と思いましたが、ほどなくしてずり上げランディングした魚は40㎝に満たないランカーセイゴ(笑)
メバルロッドでファイトすると、こんなサイズでも十分スリリングですね。
まあ、小さいと言えば小さいのですが、一番サイズが出づらいこの時期だとこんなもんでも十分です。
納得できたので、この魚を最後に早めの納竿としました。
本日の釣りを振り返る
さて今回は前日同様、湾奥サーフでのオカッパリでシーバスを狙いましたが、なかなか釣れるまでてこずりました。
風向きと風速は違いましたが、ほとんど変わらないタイドでありながら、一日ずれるだけでこんなに状況は変わるんですね。
まあそこが毎度面白いのですが。
前半、今日はダメかなと思っていましたが、攻め方が正解かどうかは分からないものの、なんとか今日も釣れてくれてよかった。
ただ二日続けてヒップバッグ釣行したら、ちょっと腰が痛くなってきたので、もうちょっと装備軽量化を図らないといけなさそうですね。
持っていくルアー減らします(笑)
あと、ソアレエクスチューンS76UL-T、50㎝、60㎝、いやもっと大きなシーバスが来ても全然戦える余力のあるロッドなのですが、やはりサーフからのオカッパリキャスティングゲームだと、今回みたいに手前に流れが無くて遠投する必要性に駆られたときは、重量級ルアーをキャストできない分、若干苦しいですね。
カタログの適正ウエイトが6gまでで、マニックフィッシュ77(9g)程度であれば全然問題なくフルキャストできるのですが、それより上のレビンミニとかマニックフィッシュ88クラス、12gくらいになるとフルキャストするのはちょっと危なっかしいですかね。
PE0.3号でアルカリ60mmを投げる際のキャスタビリティは文句なしにバッチリだったのですが、やっぱりメバルロッドなので、プラグをメインで釣りをするならもうちょい強めのロッドがいいかなと思いました。
それはそうと、もうすぐフィッシングショーシーズンなので、あと2週間ほどしたらより大型の戻りスズキが釣れてくれる時期。
そろそろその時期に向けて、道具立てをもうちょい強めに変えていかないといけない時期ですね。
年末からここ3週間ほどの間、もちろんボーズだった日もありましたが、2022年末から2023年の冬シーズンは比較的釣果は堅調だったので、2月、3月の早春シーズンのシーバス釣りがどうなるか、今から楽しみです。
最近仕事が忙しく、次いつになるか分かりませんが、また釣査に来ようと思います。
今回も楽しむことができました。
大自然よ、今日もありがとう。
<タックルデータ>
ロッド:シマノ ソアレエクスチューンS76UL-T
リール:シマノ ステラC2000SHG
ライン:YGK ロンフォート リアルデシテックス #0.3
リーダー:サンヨーナイロン ナノダックスショックリーダー#1.2
タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は、姉妹サイト「続・スモールフィッシング」に記しています。
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