みなさまこんにちは。
1月は往ぬる2月は逃げる3月は去るとはいいますが、今年の1月もあっというまに過ぎ去ってしまいました。
前回記事の通り、今年1月の西宮シーバスはどうにも不調で、釣れるサイズがちいさいものばかり。
しかもかなり食いは渋く、なんとか足で探して釣るといった感じでした。
その状況に加えて、例年1月は下旬になると一時的に魚の姿の消えてしまうことが多いため、以下記事の前回釣行からしばらくシーバス狙いの釣りには行っていませんでしたが、2月2日、予報より風が緩そうだったので、ひさびさに西宮湾奥、いつもの浜に行ってみました。
釣り場の状況は非常に良さげだが
満潮前の19時過ぎからエントリー。
今日は大潮で、19時半ごろ満潮、潮位145cmから深夜に向けて大きく潮が下げるタイドです。
釣り場に着くと、少し西よりの風が吹いていたせいでしょうか、まだタイドグラフ上では下げはじめに入るか入らないかのタイミングでもあるにもかかわらず、広大な浜全体の沖にイイ感じの流れが出ています。
これは釣れそう!と、早速実績のルアー、クロストリガーでサーチ開始。
流れを横切らせるよう、立ち位置を移動しながら撃っていきます。
かなり釣れそうな予感ぷんぷんでしたが、しかしここではボラか何かの魚体に当たるようなアタリが一回あっただけ。
結構細かく探ったのですが、何かの理由で上のレンジでは出にくいのかもしれません。
今年初のウェーディングで狙ってみる
今のタイミングでは魚が居ないのかなと、場所移動することに。
今日はこういう場合も想定して、ウェーディングできるよう準備してきました。
例年12月初旬以降は完全にオカッパリの釣りに切り替えて、2月に入るとウェーディングを再開するというのがここ数年の慣例になっていますが、ウェーディングといっても、平日のお手軽な釣りでネオプレンウェーダーを穿くのはちょっと面倒。
ということで、今日は以下のヒップウェーダーにバッグという軽装でのウェーディングです。
1月2月の冷たい水で、こんなウェーダーじゃ寒いのでは?と思われるかもしれませんが、特に寒さを感じるのはブーツ部分なので、中敷きを外して、代わりに防寒ソックスを2枚重ねて穿いています。
もちろんウェーダーの下に履くパンツも寒冷期用トレッキングパンツと釣り用防寒パンツの2枚重ね。
こうやって足回り、特に冷えるブーツの内部には空気層をしっかりととり、水の冷たさが足に伝わらないよう下半身の防寒対策をしっかりしていれば、3、4時間程度のウェーディングならネオプレーンウェーダーでなくても全く問題なく快適に行えます。
チャンスタイムが訪れた!
遠距離~近距離にかけて、マニック75で表層を、クロストリガーで少しレンジを入れて探りますが、アタリはありませんので、近距離、波打ち際の激シャローをコレット60とS.P.M55で探りますが、こちらも反応なし。
居れば食ってくる季節なのですが、ライズなど魚の気配も全く見られないため、居ないのかもしれません。
そういうことで、少し陸に上がって休憩。
しかしさすがは大潮、2,30分もしないうちに、グングンと潮位が下がって、すっかり釣り場付近の様子が変わりました。
さきほどと違って風が止んでいましたが、ゆったりとしたタルい流れが出ています。いつもの浜は西宮の湾内最奥部の比較的閉鎖的で浅い海域なので、いつどういう流れが出るかは長年やっていても全く予測がつかないのですが、今の潮位と流れの状況は、過去の経験からこの時期絶対釣れるタイミング。
マニック75で、そのタルい流れがさらにタルむ、流れ着く先のようなところを探っていると、ククッと弱弱しいアタリ!
すかさずアワセますが、最近アジングばかりやっていたせいかドラグセッティングを緩くしすぎていたようで、ドラグが滑りまくってしまいます。ヤバイヤバイ。
結構遠距離で掛けたので、ドラグを締め直してファイト再開!と思ったら、意外と魚のヒキは弱く、途中何度か反転ダッシュはしたものの、エラ洗いも少なくすんなり寄ってきました。
水深10cmくらいの浅瀬に横たわったシーバス、ランディングしようとフィッシュグリップに手を掛けていたら、なんと、暴れて自分でフックを外しやがった!
この瞬間、このシーバスと目が合ったような気がしましたwが、フックが外れたことに気が付いたかのように、沖に向かって逃げようとするではないですか。
貴重な真冬の一匹、逃してなるものかと、そこから浅瀬での追っかけっこが開始w
これは絶対逃げられると思いましたが、なんとか捕まえることに成功しましたw
寒いから魚も動きが鈍いんですかね。
夏場で同じ状況だったら100%取り逃がしていると思います。
釣れたのは産卵とは関係なさそうなサイズですが、銀ピカのきれいな魚でした。
おひさシーバス! https://t.co/OhMO1qeQsL pic.twitter.com/ODU0o0NLlw
— とんぷく (@tonpuku3) February 2, 2022
この時期、同じパターンで2匹目、3匹目と立て続けに釣れるケースも多いため、この魚をリリースした後、2匹目を狙ってみましたが、先ほどの大捕り物劇でバシャバシャ騒いでしまったのが悪かったのか、アタリはありませんでした。
それから20分もしないうちに、いつの間にか流れの様相は大きく変化して、海はすっかりつるつるピカピカの鏡面仕上げに。
これぞ西宮シーバスフィッシングの日常風景(笑い)流石にコレは釣れる状況じゃないよねということで、早めの納竿としました。
帰りにマニックスロー115が入荷していないか見に行こうと、フィッシングマックス芦屋店まで車を走らせてみましたが、なんと閉まってました。
マックスって今時期平日は24時間営業じゃないのか。ガソリン代の無駄になりました。
今年初ウェーディングの釣りを振り返る
今日はひさしぶりにウェーディングでのシーバスナイトゲームになりましたが、セイゴサイズでない魚が釣れて非常に満足。
狙って獲るみたいなことを言われる方が多いですが、私にはそんな腕はないのと、釣り場は完全オープンエリアで魚の居場所も日々、いや時々刻々と変わっていくため、もちろん今回も狙って獲った魚なんてことは無いのですが、一年の中でのこの時期、このタイドのタイミングで必ず魚は釣れると確信を持っての釣行で、予想通り釣れてくれるとたとえ魚が小さくてもやっぱり嬉しいもんですね。
タイドこそ異なるものの、去年も西宮シーバスは2月2日に、同じような釣り方で釣れていました。
水温はまだまだ最低水温期に向けて下降基調にあり、魚の動きも鈍い時期ですが、これから徐々に釣れ始めるタイミングなので、ちょっとライトゲームはお休みして引き続きシーバス釣査に来ようと思います。
もうちょいマシなサイズが釣れるかもしれないので、次は以下記事で書いた新しいシーバスロッドの入魂式でもしてみようかな。
ということで、数は出せませんでしたが楽しめました。
大自然よ、今日もありがとう。
<タックルデータ>
ロッド:シマノ ワールドシャウラ2750FF-2
リール:シマノ ステラC3000XG
ライン:YGK ロンフォート リアルデシテックス0.5号
リーダー:クレハ シーガープレミアムマックス1.75号
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